2024年8月10日母・遠藤美智子が亡くなりました
2024年8月10日母・遠藤美智子が亡くなりました。享年91歳。少しだけ母を紹介させてください。
生まれながらにして天真爛漫な母・美智子は、小説『楡家の人々』の舞台となった青山脳病院の副院長の長女として生まれ、星を眺めては宇宙に思いをはせるような少女で、何をやるにも、医学部受験でさえも「一夜漬け」でしのいでしまう天才でした。医師になっても、結婚しても、出産しても家事はほとんどせず、祖父に甘え、父に甘え、私に甘え、自分勝手に生き、生涯現役医師として働き続けました。私はそんな母と暮らし、母とのお別れの日、私の目から涙が出るのかわかりませんでした。病状が急変し、急遽、札幌から帰る飛行機が離陸した瞬間に電話があり別れを知りました。機内で目をつぶった私の目から涙があふれ止まりませんでした。そんな母を愛していたことがわかりました。ミチコちゃん、いつまでもミチコちゃんでいてください。そんなあなたをみんなが愛しています。
追伸:
・青木病院の皆様:61年間母を支えて頂きありがとうございました。特に、コーラスと天文部の皆様、どうもありがとうございました。
・慈恵医大第三病院研修医の皆様:母は2005年4月から19年間、400名以上の研修医を受け入れ、それを生きがいにしていました。どうもありがとうございました。
by sleep-dreams | 2024-08-12 09:43